しつけで意識している我が家のルール|父親目線で育てる「心の土台」

こんにちは、2児の娘を育てるパパブロガーのひろゆきです。共働き&慌ただしい毎日でも、子どもたちが安心して過ごせるように、我が家では「しつけ=心の土台づくり」と捉え、具体的なルールと関わり方を家族で共有しています。この記事では、わが家で実際に運用しているルール、朝・放課後・夜のルーティン、トラブル時の声かけ、デジタルとの付き合い方まで、父親目線でまとめました。今日からそのまま使えるチェックリスト付きです。

目次

我が家の基本方針と5つのルール

方針はシンプルに3つ。「安全・自立・尊重」。これを日常で機能させるため、以下の5ルールを家族で共有しています。冷蔵庫に貼り、定期的に見直すのがポイント。

  1. 挨拶は先手必勝…帰宅・外出・食事の前後は必ずひと言。関係づくりの基本。
  2. 約束は見える化…時間ややることはタイマーチェックリストで可視化。
  3. 自分のことは自分で…身支度・片付けは「最後の一手だけ手伝う」。やり切る達成感を残す。
  4. 気持ちは言葉で伝える…「イヤ!」の後に「なぜ?」を添える。気持ち→理由→お願いの順で。
  5. 失敗は学び…うまくいかなかった日は「リトライ計画会議」。翌日の作戦を一緒に決める。

ルールは「守らせる」より「一緒に運用する」。親が率先して失敗談を共有すると、子どもも安心して話せます。

朝・放課後・夜のルーティン(テンプレあり)

ルーティンは「安心の型」。起床から就寝までの流れを固定し、アレンジは週末に。下記テンプレはそのまま印刷やメモアプリに。

時間帯行動リストコツ
①起床→②トイレ・顔洗い→③身支度(前夜に準備)→④朝食→⑤持ち物チェック→⑥出発あいさつ「前夜準備」チェック表+朝はタイマー2本(身支度・出発)
放課後①手洗い・うがい→②おやつ→③宿題→④自由時間→⑤翌日の準備→⑥明日の天気確認宿題は「最初の5分だけ一緒に」。その後は見守り。
①お風呂→②明日の服・持ち物セット→③家族会議3分(今日の良かった・明日の作戦)→④絵本→⑤就寝「家族会議」で承認シャワー。1人1個は褒めポイント。

「叱る」ではなく「導く」ための声かけ

感情的な叱責は一瞬の静けさを生みますが、学びは残りにくい。わが家の定番フレーズは次の5つです。

  1. 事実を一緒に確認:「今ここで何が起きた?」(推測や決めつけNG)
  2. 気持ちのラベリング:「イライラしたね」「悲しかったね」
  3. 選択肢を提示:「AとB、どっちでやる?」(主体性を引き出す)
  4. 次回の作戦:「次はどうする?合図は何にする?」(具体化)
  5. リトライの場づくり:「じゃあ今30秒だけ練習しよっか」

「ダメ」は行動に、「好き/嫌い」は人に貼るラベル。人ではなく行動に焦点を当てるのがコツです。

習い事「やめたい」と言われたときの進め方

  1. まず受け止める:「そう感じてるんだね。教えてくれてありがとう」
  2. 理由の深掘り:人間関係?難易度?疲労?時間帯?(親の期待は脇に置く)
  3. 選択肢を一緒に設計:期間限定休会/曜日変更/コーチ変更/目標の再設定
  4. お試し期間:2〜4週間の仮決定→振り返り会議
  5. 最終決定は前向きに:「やめる」も立派な意思決定。次の挑戦へ橋渡し。

「続けるか・やめるか」はゴールではなく通過点。自分で決めた経験が、その後の挑戦を支えます。

お友だちトラブルへの対応(公園・学校で)

  • 安全最優先:危険があれば即介入。感情はあとで整理。
  • 当事者の言葉を集める:「それぞれの見え方」を短く聞く。
  • 共感→合意:「そう感じたんだね」→「次どうしたらOK?」
  • 巻き戻しリハーサル:同じ場面を30秒でやり直す。
  • 親同士は丁寧に:事実ベースで共有。感情的な評価は避ける。

デジタルとの付き合い方(時間・場所・内容)

わが家の3つの約束は「時間・場所・内容」。

  1. 時間:平日は学習・習い事・家族時間を優先。使用時間はキッチンタイマーで見える化。
  2. 場所:リビング限定。就寝1時間前はオフにして睡眠を守る。
  3. 内容:年齢に合うものを親子で選ぶ。視聴後は「何が面白かった?」を3分対話。

「禁止」でなく「設計」。使い方を一緒にアップデートする発想が大事です。

今日から使えるチェックリスト

  • [ ] 家族ルールを5つに絞って紙に書く/貼る
  • [ ] 朝・放課後・夜のルーティンをそれぞれ6個以内に
  • [ ] タイマーとチェック表を導入(子どもが押せるように)
  • [ ] 「叱るときの5フレーズ」を親が先に暗記
  • [ ] 週1回「家族会議3分」で運用を見直す

よくある質問(FAQ)

Q. ルールを守れないとき、罰は必要?

A. 目的は学びの定着。まずは「なぜ難しかったか」を一緒に分析し、次の作戦を具体化。繰り返し困る場合は、できる行動にサイズダウンして再設計します。

Q. 兄弟で基準がブレます…

A. 発達段階が違えば「できるサイズ」も違います。共通ルールは軸として1本、運用は各自に最適化するのが現実的です。

Q. 親がイライラしてしまいます

A. まずは親のセルフケア。「その場を離れる合図」を家族で決め、クールダウン後にリトライ会議。親も人間、でOKです。

まとめ|ルールは「家族の合言葉」

しつけは「言うことを聞かせる」ではなく、「自分で選べる力」を育てるプロセス。合言葉のように短く、行動に翻訳されたルールを、家族で運用し続けることが何よりの近道でした。もしよければ、この記事のテンプレをそのまま使って、今日から一緒にアップデートしていきましょう。


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