パパが考える“良い夫”とは?

こんにちは、二児の娘を育てるパパブロガーのひろゆきです。

「良い夫って、どんな人なんだろう?」
結婚してから12年、子どもが2人できて、ようやくその答えを少しずつ実感できるようになってきました。
昔の自分は“仕事を頑張ること”が家族のためになると思っていました。でも、気づけば妻は育児に追われ、僕は残業ばかり。お互いに余裕がなくなり、すれ違う日々が続いた時期もあります。

そんな中で、妻の一言が心に刺さりました。
「私はあなたの“頑張り”より、“一緒にいる時間”が欲しい。」
この言葉をきっかけに、僕の中で“良い夫”の定義が少しずつ変わっていったんです。

目次

「助ける」ではなく「一緒にやる」

子どもが生まれたばかりの頃、僕は“家事や育児を手伝う”という言葉をよく使っていました。
でも今では、“手伝う”という表現そのものが間違っていたと思います。
家事も育児も「妻の仕事」ではなく、「家族の仕事」。
洗濯物を干すのも、食器を片付けるのも、寝かしつけるのも、みんな“生活”の一部です。

最近では、娘たちと一緒に夕飯を作ったり、掃除を競争形式にしたりしています。
「パパ、今日のサラダは私がやる!」と張り切る次女。
「盛りつけは任せて!」と得意げな長女。
そんな姿を見ると、ただ“家事をこなす”だけじゃなく、“家族で過ごす時間”こそが大切なんだと改めて感じます。

妻の「気持ち」を最優先に考える

“良い夫”って、特別なことをする人ではなく、妻の気持ちをちゃんと想像できる人なんじゃないかと思います。
例えば、仕事で疲れて帰ってきた日。
「今日も一日大変だったね」と言葉をかけるだけで、妻の表情が少し柔らかくなることがあります。
逆に「俺も疲れてるんだけど」と返すと、たちまち空気がピリッとする。
同じ家庭でも、“気持ちの受け止め方”ひとつで雰囲気が変わるんです。

特に育児中は、妻の心が不安定になることもあります。
そんな時に必要なのは、アドバイスよりも「共感」。
「それは大変だったね」「わかるよ」と寄り添うだけで、妻の心が少し軽くなる瞬間があります。
その積み重ねこそ、夫婦の信頼を育てる一番の近道だと思います。

「家族の時間」を守る覚悟

仕事も大事。でも、家族との時間は“もっと大事”。
僕は最近、意識して仕事の優先順位を見直すようにしています。
たとえば、夜に会議が入っても「その日は子どもの誕生日なんです」と伝えて参加を断る。
以前なら「そんなこと言えない」と思っていたけれど、今では胸を張って言えます。

子どもたちはあっという間に成長します。
「今、一緒に過ごせる時間」は、二度と戻ってこない。
その“限られた時間”をどう使うかが、父親として、そして夫としての生き方を決めると思うんです。

完璧な夫より、成長し続ける夫でありたい

正直に言えば、僕はまだ“良い夫”ではありません。
喧嘩もするし、ついイライラしてしまうこともあります。
でも大切なのは、「変わろう」と思い続けること。
妻が笑顔になるように、子どもたちが安心できるように、自分を少しずつアップデートしていくことが“良い夫”への道だと信じています。

家族を大切にするというのは、“自分を犠牲にすること”ではなく、“みんなで幸せをつくること”。
それに気づいてから、家庭が少しずつ明るくなっていきました。

まとめ:「良い夫」とは、“家族を笑顔にできる人”

最終的に僕が思う“良い夫”とは、
「家族が笑っていられる時間を増やせる人」。
お金でも、言葉でもなく、“一緒に過ごす時間と心の余裕”をプレゼントできる人。
そのために今日も、仕事を頑張りつつ、家に帰ればエプロンをつけるパパでいたいと思います。

完璧じゃなくていい。
でも、家族のために“ちゃんと向き合える夫”でありたい。
それが僕の考える“良い夫”です。

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