こんにちは、二児の娘を育てているパパブロガーのひろゆきです。
「公園デビュー」は、親子にとって「はじめの一歩」。とはいえ、自由に遊びたい子どもにとっても、初めての集団遊びとなると戸惑いや緊張があるものです。先日、わが家でも思いがけない「お友だちトラブル」が発生しました。でも、それがきっかけで学ぶことも多く、“パパとしてどう動くべきか”をあらためて考える機会になりました。今回はその一部始終と、対応から生まれる成長へのヒントを一緒にご紹介します。
トラブル発生:公園で思いがけない涙の理由
雲ひとつないある夏の午後、近所の公園へ。長女は滑り台でお友だちと楽しんでいましたが、次女は砂場で遊んでいた別のお子さんとの間で“貸して・まだ遊びたい”の葛藤が。次女は涙目に。長女の方も小さな言い合いがきっかけでモヤモヤ……。親としては胸がぎゅっと縮む瞬間です。
1.まずは「共感」の声かけから
駆け寄ると、次女は「遊びたいのに貸してくれなかった」と訴えてきました。そこで私はまず、事実よりも感情に寄り添う声かけを心がけました。
- 「そうだよね、遊びたかったよね」――気持ちを代弁して安心させる
- 「お友だちに何か嫌なこと言われた?」――長女にも丁寧に状況を確認
- “パパは味方”であることを伝え、心を落ち着かせる土台づくり
大切なのは「正しさの判定」よりも、まずは味方であることの確認。これが子どもの自己肯定感を守る第一歩になります。
2.パパとして次にできること:お友だちへの配慮
次に心がけたのは、相手のお子さんと親御さんへの配慮です。大人同士が落ち着いて対話できると、子どもも安心して状況を見直せます。
- 「少し貸し借りで行き違いがあったようで……」と穏やかに声をかける
- 「いまから〇分だけ交換する?」と具体的な提案を出す
- 子どもたちが自分で決められるよう、選択肢を示して見守る
パパ同士・親同士が冷静に話す姿は、子どもにとって最高の“コミュニケーションのモデル”になります。
3.家庭でのフォロー:振り返りの時間を大切に
帰宅後は、家族で短い「振り返りタイム」を。
- 感情の言語化:「まだ遊びたかったんだよね」を言葉にする
- 相手視点の想像:「相手の子はどんな気持ちだったかな?」
- 次回の作戦会議:「同じ場面になったらどうする?」を一緒に考える
こうした対話は、思いやりと問題解決力を育てる有効な習慣です。
4.パパから家族へ贈りたい“3つのメッセージ”
| メッセージ | 内容 |
|---|---|
| 共感が第一歩 | 「わかるよ」と気持ちに寄り添うことで安心感が生まれます。 |
| 大人の対話が手本 | 親同士の落ち着いたやり取りは、子どもの学びの場になります。 |
| 振り返りは成長の種 | 出来事を言葉にして整理することで、次に活かせます。 |
5.公園でパパが取り入れる“具体アクションリスト”
- 意思表示の練習:「貸して」「もう少し待って」を家でロールプレイ
- 交代ルールの可視化:砂時計やスマホのタイマーで“時間で交代”を一緒に体験
- 仲直りの儀式:「ありがとう」「ごめんね」、最後にハイタッチや握手
- 見守りの姿勢:口出ししすぎず、必要なときだけサポート
6.まとめ:小さなトラブルが未来の“成長のしるし”に
初めての公園デビューでは、子どもも親も「初めて」の連続。戸惑いや衝突は、共感→対話→振り返りの流れを育てる絶好の機会です。パパがそっと寄り添い、気持ちを受け止め、穏やかに橋渡しをすることで、子どもは安心して再挑戦できるようになります。
「パパ、ありがとう」――その一言は、子どもが安心を感じた証。小さなトラブルから、親子で“成長のしるし”を見つけていきましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. 相手の親御さんが強い口調のときは?
A. まずは事実確認と共感を優先し、「時間を決めて交代」など第三の案を穏やかに提案。感情が高ぶっている場合は少し距離を取り、落ち着いてから再度話しかけましょう。
Q. 兄弟姉妹間のトラブルにも同じ対応でいい?
A. 基本は同じです。家庭内ではロールプレイやタイマーで“交代の成功体験”を積み、外でも再現できるようにしておくとスムーズです。
Q. その場で謝らせるべき?
A. 無理やり言わせるより、気持ちが整ったタイミングで言えるよう促す方が次につながります。帰宅後の振り返りで自然に言えるケースも多いです。
