叱るときのポイントと失敗談 〜父としての試行錯誤〜

こんにちは、二児の娘を育てるパパブロガーのひろゆきです。
子育てをしていて避けられないのが「叱る」という場面。
僕自身、叱ることに苦手意識があり、感情的になってしまっては後悔…そんな経験を何度もしてきました。今回は、そんな僕の失敗談と、そこから学んだ“叱るときのポイント”をお伝えしたいと思います。


【失敗談①】「なんでできないの!」と感情任せに叱った日

ある日、長女が宿題をダラダラしていて、何度注意しても動かないことがありました。
仕事で疲れていた僕はついイライラしてしまい、「何回言わせるんだ!なんでできないの!」と強めに言ってしまったのです。

その瞬間、長女の目から涙がポロリ。
「パパ、そんな言い方しなくても…」とぽつり。

ハッとしました。
怒鳴ったところで娘がやる気になるわけではないし、むしろ心を閉ざしてしまったように感じました。
自分の「怒り」を「叱る」にすり替えていたことに気づかされた出来事です。


【失敗談②】比較してしまった日

次女がご飯中にふざけていたある日、「お姉ちゃんはちゃんと食べてるのに、どうして〇〇はできないの?」と言ってしまったことがありました。

次女は急に無言になり、食事も進まなくなってしまいました。

あとで妻に「比べられるのってすごく傷つくんだよ」と指摘されて反省。
子どもにはそれぞれのペースや個性があるのに、それを忘れてしまっていたんです。


【ポイント①】「叱る」と「怒る」を分けて考える

僕自身、最初は「叱る=怒る」だと思っていました。
でも、全く別物です。

  • 怒る:感情をぶつける行為(自己都合)
  • 叱る:子どものためにルールやマナーを伝える行為(教育)

この違いを理解してからは、一呼吸おいて「これは叱るべき?怒りたいだけ?」と自問するようになりました。


【ポイント②】理由と気持ちを伝える

例えば「騒がないで!」と一方的に言うのではなく、
「静かな場所だから、みんなが落ち着いて過ごせるように静かにしようね」と理由を添えることで、娘たちも納得しやすくなります。

さらに、「パパも疲れててちょっとイライラしちゃったんだ。ごめんね」と素直に気持ちを伝えると、子どもも安心して気持ちを話してくれます。


【ポイント③】タイミングを考える

以前はその場ですぐ叱ることが大事だと思っていましたが、
感情的になっている時は逆効果。

最近は、落ち着いて話せるタイミング(寝る前や、車の中など)を選ぶようにしています。
その方が、娘たちも冷静に受け止めてくれるように感じます。


【ポイント④】「叱る前に認める」

「片付けなさい!」と頭ごなしに言うより、
「さっき自分でお皿を下げてくれて嬉しかったよ。次はおもちゃも片付けられるともっと素敵だね」と言うだけで、娘たちの反応が全然違います。

“叱る”の前に“認める”。
これが意外と効果的で、我が家のルールにもなっています。


【パパの学び】

叱るときは、感情ではなく「伝えたいこと」にフォーカスすることが大事。
そして、完璧じゃなくていい。失敗しても、そのあと謝ったりフォローすることで、子どもとの信頼関係は築けます。

今でもうまくいかない日もあります。
でも、娘たちがふと「パパの言ってたこと、わかった気がする」と言ってくれる瞬間があって、そんな時は「叱ってよかった」と思えます。


【最後に】

子育てって、正解がないからこそ悩みますよね。
でも、失敗も含めて“パパとして成長する過程”なんだと思っています。

もし、叱ることに悩んでいるパパやママがいたら、
「一緒に迷って、一緒に成長していこう」と声をかけたいです。

僕たちの叱る言葉が、子どもにとって“愛されている実感”につながるように。
そんな関わり方を目指して、今日も父親業に励んでいます。


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