宿題溜めすぎでママが激怒!パパの仲裁奮闘記

こんにちは、二児の娘を育てるパパブロガーのひろゆきです。

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子どもの「宿題あるある」から始まった嵐の夜

ある日の夕方、仕事を終えて帰宅すると、リビングにただならぬ空気が漂っていました。
ママの声が一段と鋭く響き、次女がソファの陰に隠れ、長女は涙目で机に向かっています。

「なんでこんなに宿題が溜まってるの!?」

テーブルの上には、数日分のプリントと漢字ドリルが山積み。
どうやら、学校で配られた宿題を“やったふり”して提出していなかったようです。
ママが気づいたのは、先生からの連絡帳の一言——「ここ数日の宿題が未提出のようです」。

その瞬間、家族の平穏な夕方は一気に修羅場へ突入しました。

ママの怒り、子どもの涙、そしてパパの出番

ママの怒りはもっともです。
「やることをやらないで遊んでばっかり!」「嘘までついて…!」

その言葉に、長女は泣きながら下を向き、次女もつられて涙目。
家の中がピリピリとした空気で満たされていきました。

そのとき、パパ登場。
正直、仕事帰りで疲れていました。
でも——この雰囲気を放っておけるほど鈍感ではありません。

「ママ、ちょっと落ち着こうか。まずは状況を整理しよう」

一呼吸おいて、ママの気持ちを受け止めながらも、子どもの気持ちにも寄り添う。
そんな“橋渡し役”をするのが、パパの仕事です。

叱るだけじゃ届かない。「なぜ溜めちゃったの?」を一緒に考える

怒られるのは当然。でも、「なぜそうなったのか」を聞かずに終わると、子どもは“恐怖”だけを覚えてしまいます。

そこで、リビングの明かりを少し落とし、優しく聞いてみました。

「どうして宿題やらなかったんだ?」

長女はしばらく沈黙したあと、ぽつりと答えました。
「…やるって思ってたけど、気づいたら寝ちゃってた」
「次の日やろうと思ったけど、いっぱいあってイヤになっちゃった…」

そう、怠けたというより、積み重なった宿題に心が折れていたのです。

パパ自身も子どものころ、同じ経験がありました。
「ちょっとだけサボったら、後で大変なことになる」——それを知っているからこそ、責めるよりも“リスタート”を手伝ってあげたくなりました。

パパ流!宿題リカバリー作戦のはじまり

まずは作戦会議。
「今日全部終わらせよう」と言っても、子どもの集中力は続きません。
そこでパパはこう提案しました。

  1. まず1ページだけやってみよう。
  2. 終わったら大きな花丸をつけて、次に進む。
  3. 終わったプリントは、ママじゃなくパパに見せる。

最初はいやいやだった長女も、1ページ終わると少し笑顔に。
次女も「お姉ちゃん頑張ってるね」と応援モード。

途中、ホットミルクを淹れてひと息つかせながら、
「ここまで頑張れたのすごいじゃん」と小さく褒める。

すると——怒りで硬かった空気が、少しずつ和らいでいきました。

ママも涙、そして「ありがとう」

夜の10時を回るころ、残っていたプリントはすべて完了。
長女は目をこすりながらも達成感の笑顔。

その姿を見たママが、静かに近寄って言いました。
「最初からちゃんとやってれば怒らなかったのに…でも、頑張ったね」

そして、ママの怒りの顔がようやく笑顔に変わりました。
パパもほっと一息。
この瞬間、「家族ってチームだな」と心から思いました。

今回の教訓:叱るよりも、“立ち直り方”を教える

宿題を溜めてしまったこと自体は、もちろん反省すべきことです。
でもそれ以上に大切なのは、「失敗したときにどう立ち直るか」を教えること。

パパも子どもも、完璧ではありません。
大事なのは、怒りで終わらせず、次に活かす会話をすること。

ママの怒りも、心配や愛情の裏返し。
パパが間に立つことで、ママの想いと子どもの気持ちがつながる。
それが「パパの仲裁力」だと感じました。

まとめ:パパができる一番のサポートとは

子育ては、怒ったり笑ったりの繰り返し。
でも、どんなに嵐が吹いても、最後は笑って「また明日がんばろうね」と言える家庭でありたい。

今回の出来事で学んだのは、パパが冷静でいることが、家族にとっての安心感になるということ。

宿題を通して、子どもだけでなく、家族全員が少し成長した夜でした。
次は“宿題チェック表”でも作って、一緒に楽しみながら取り組もうかな。

パパ道ワンポイントメモ

  • 宿題を溜めるのは「やる気がない」だけが原因じゃない。
  • パパは“仲裁者”ではなく、“再起のサポーター”であれ。
  • 家族がピリピリしたら、まずは「深呼吸」と「共感」から。
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