「ありがとう」が増える会話術 〜家族の絆を深める小さな工夫〜

こんにちは、二児の娘を育てるパパブロガーのひろゆきです。

子育てをしていると、日常の中で「ついイライラしてしまう」「気づけば叱ってばかりいる」なんてこと、ありませんか?私自身、父親として、日々バタバタしながら過ごしています。そんな中で気づいたのは、「ありがとう」という言葉の力が思っている以上に大きいということです。

目次

なぜ「ありがとう」が大切なのか

「ありがとう」を口にすると、言った側も言われた側も気持ちが温かくなります。夫婦間でも子どもとの関係でも、感謝の言葉は雰囲気をガラリと変えてくれる魔法の言葉です。心理学的にも、感謝を習慣にすることで幸福度が上がると言われています。

しかし、頭では分かっていても実際の生活の中で「ありがとう」を増やすのは意外と難しいもの。だからこそ、意識して「ありがとう」を増やす工夫が必要だと感じています。

日常の中で「ありがとう」を伝える工夫

① 子どもへの小さな感謝を見逃さない

例えば次女が食器を片付けてくれた時。以前の私は「当たり前」と思ってスルーしてしまっていました。しかし、そこで「ありがとう!助かるよ」と一言添えると、子どもは笑顔になります。その笑顔を見ると、こちらも自然と心が穏やかになるのです。

② 妻への感謝は「心の声」をそのまま言葉に

長女の宿題を見てくれていた妻に対して、心の中では「ありがたいな」と思っていても、つい言葉に出し忘れてしまうことがありました。最近は「毎日ありがとう。助かってるよ」と口に出すように心がけています。すると、夫婦の会話も柔らかくなり、ちょっとした喧嘩も減ってきました。

③ 感謝の言葉を「具体的」に伝える

ただ「ありがとう」だけでなく、「ありがとう、洗濯物を畳んでくれて助かった」「ありがとう、遊び相手になってくれて嬉しい」など、具体的に伝えると相手の心に届きやすくなります。子どもも「自分のやったことをちゃんと見てもらえた」と感じて、さらに前向きな行動につながります。

我が家で実践している「ありがとう会話術」

◆ 1日の終わりに「ありがとう」をシェア

寝る前に「今日一番ありがとうと思ったこと」を家族で言い合う習慣を始めました。例えば、長女が「ママがピアノの練習を手伝ってくれたのが嬉しかった」と話すと、妻も笑顔になります。次女が「パパが一緒にブロック遊びしてくれて楽しかった」と言うと、私自身も「やって良かったな」と実感できます。

◆ イライラした時こそ「ありがとう」で切り替え

子どもが言うことを聞かず、つい怒鳴りそうになった時、「でもさっきはお手伝いしてくれたんだよな」と思い出して、「さっきはありがとう」と一言添えるようにしています。不思議と、自分の気持ちも落ち着いてきます。

◆ LINEやメモでも「ありがとう」を残す

直接言えなかった時は、LINEで「ありがとう」を送ったり、ちょっとしたメモを冷蔵庫に貼ったりするのも効果的です。妻に「今日はありがとう」とメッセージを送ると、返事も優しくなり、その日の雰囲気が変わります。

「ありがとう」が増えて変わったこと

我が家で「ありがとう」を意識してから、子どもたちも自然と「ありがとう」を言うようになりました。次女はお菓子をもらった時に「ありがとう!」と大きな声で言うようになり、長女は学校で友達に「ありがとう」を伝えることが増えたと話してくれます。

そして何より、夫婦の会話の中で「ありがとう」が増えると、不思議と小さなイライラが減りました。以前は「なんでやってくれないの?」と不満を口にしていた場面も、「やってくれてありがとう」と言い方を変えるだけで雰囲気がまるで違うのです。

まとめ 〜「ありがとう」を増やすことは未来への投資〜

「ありがとう」は無料でできる最高の子育て法、夫婦円満術だと思います。特別なスキルも道具もいりません。大切なのは「気づいたら言葉にする」その一歩です。日常の中でちょっと意識するだけで、家族の空気は驚くほど変わります。

子どもたちが「ありがとう」を自然に言えるようになることは、将来社会に出た時の大きな力になります。だからこそ、親である私たちが率先して「ありがとう」を伝える姿を見せていきたいと思います。

今日からぜひ、みなさんのご家庭でも「ありがとう」を少し多めに口にしてみてください。きっと、家族の笑顔が増えるはずです。

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